1939年設立された紅茶農園。 主な栽培品種はSHAN種(アッサム種)と台茶18号です。創立者の郭少三氏は、台湾紅茶の栽培と製造の歴史を深く関わった人物として有名です。
東邦茶園の茶畑は、霧や雲が発生しやすく、日中気温差がある南投県埔里鎮に位置しています。その環境条件がお茶の成長に極めて適しているため、東邦茶園産の茶葉は均整がとれ、フルーティな香りと力強いオレンジ色の水色は高い評判を得ています。
また、茶の木の栽培に適した気候の地域に所在しているため、古くから農業研究所の新品種紅茶の試験栽培農園としても協力してきました。
日本が台湾で紅茶栽培と生産している中、東邦茶園の創立者郭少三氏は、日本が台湾に持ち込んだアッサム種より、もっと優秀な品種があると信じて、一人でタイのチェンマイの山に行って茶の原生種を探しました。数年の努力によって、原始林の中にアッサム種と同様のSHAN種を発見しました。
※現地の住民が郭氏が発見したの木を指して「SHAN」と呼ぶ事によって、「SHAN種」と名付けた。
郭氏が台湾に持ち帰って栽培した原生種は、現在の東邦紅茶園の主用品種になります。 古木から生まれたお茶という意味で弊社の紅茶ブランド「老茶樹」の名前の由来になります。
【老茶樹紅茶】
2018年 日月潭紅茶コンテスト{大葉種}組 頭等獎、優等獎
2015年 日月潭紅茶評鑑競賽{大葉種}組 金質獎
【紅玉紅茶】
2019年 魚池鄉紅茶比賽 台茶18號 特等獎
2018年 日月潭紅茶比賽 {台茶18號}組 頭等獎、金質獎、優等獎
2015年 日月潭紅茶評鑑競賽 頭等獎
【小葉紅茶】
2017年 名間鄉農會コンテスト 金牌獎、優良獎
2016年 桃園縣桃映紅茶コンテスト 金質獎
2017 金馬54(TGHFF 54) 「湛紅茶禮盒」 王品集団(Wowprime)×東邦紅茶
2017 FOODEX JAPAN 2017 国際食品・飲料展
老茶樹紅茶(Granpa’s Shan Black Tea)
アッサムと同じ原生種で、樹齢100年の茶の木から作った無機栽培の台湾産紅茶。渋さや苦味がなく、後味が爽やかです。口の中に広がる自然な甘みと上品な味わいは息抜きの一時にびったりです。
紅玉紅茶 (Ruby Black Tea)
今日本でも評判になった紅玉紅茶は、台湾で一番最初に栽培したのは東邦茶園です。長い歳月と経験を積んで生産した紅玉紅茶は一味違います。ミントとシナモンの香りと共にまろやかな味わいです。